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阿武
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あぶ
ふりがな文庫
“
阿武
(
あぶ
)” の例文
他にその習癖のない
長門
(
ながと
)
阿武
(
あぶ
)
郡・
周防
(
すおう
)
熊毛
(
くまげ
)
郡、東では三河・伊豆などの一部にも、ユルイまたはユリーという発音の耳にせられることである。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
長門
阿武
(
あぶ
)
郡川上村字三荷カルイ、羽後仙北郡淀川村大字中淀川字
殻笈沢
(
からおいざわ
)
などの例も幾分右の想像を助けるようだ。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
これと近いものに福島県
石城
(
いわき
)
郡のタケスカナ、福井県大野郡また山口県
阿武
(
あぶ
)
郡のタケスイバなどがある。
野草雑記・野鳥雑記:01 野草雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
その後気を着けて見ると、自分の生地播磨
神崎
(
かんざき
)
郡香呂村などもこれらしい。
因幡
(
いなば
)
気高
(
けたか
)
郡福富村の高路、長門
阿武
(
あぶ
)
郡
紫福
(
しぶき
)
村の字行露も「コ」の字を澄んでいるが同様であろうか。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
長門
阿武
(
あぶ
)
郡
弥富
(
やとみ
)
村大字鈴野川字京羅瀬については、『新風土記』に往古この地に京羅寺という寺ありしによるというから、これもまた一つの「清ら石」があった境祭の地であろう。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
▼ もっと見る
ニギリゴメ 昔は穀物を食い延ばす方法として、毎日炊事に際して
一握
(
ひとつか
)
みずつの飯米を別にのけておく風習があったという(山口県
阿武
(
あぶ
)
郡)。鹿児島県ではこれを
猪口米
(
ちょこまい
)
ともいっている。
食料名彙
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
ヒガンボウズ
長門
(
ながと
)
阿武
(
あぶ
)
郡
野草雑記・野鳥雑記:01 野草雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
阿
漢検準1級
部首:⾩
8画
武
常用漢字
小5
部首:⽌
8画
“阿武”で始まる語句
阿武隈
阿武隈川
阿武郡
阿武隈大膳正