“熊毛”の読み方と例文
読み方割合
くまげ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
他にその習癖のない長門ながと阿武あぶ郡・周防すおう熊毛くまげ郡、東では三河・伊豆などの一部にも、ユルイまたはユリーという発音の耳にせられることである。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
土間で米をいていました權六という、身のたけ五尺五六寸もあって、鼻の大きい、胸からすねへかけて熊毛くまげはやし、眼の大きな眉毛の濃い、ひげの生えている大の男で、つか/\/\と出て来ました。
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)