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阿寒
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あかん
ふりがな文庫
“
阿寒
(
あかん
)” の例文
釧路
(
くしろ
)
国
白糠
(
しらぬか
)
町にある
庶路
(
しょろ
)
川から
阿寒
(
あかん
)
に抜ける穴があると古くから伝えられ、オマンルパロ(あの世へ行く道の入口)ではないかと言われている。
あの世の入口:――いわゆる地獄穴について――
(新字新仮名)
/
知里真志保
(著)
茶褐色のところは、
阿寒
(
あかん
)
の国立公園で珍重されているいそつつじの
灌木
(
かんぼく
)
の叢であり、白緑の色はみずごけが
毛氈
(
もうせん
)
のようにふくらみ茂っているところである。
ツンドラへの旅
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
晝飯をおじんさんに馳走になり、早々旅館を辭して、
阿寒
(
あかん
)
地帶の中の一番氣むづかしい湖へコースをとつた。
摩周湖紀行:――北海道の旅より――
(旧字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
今ごろは、北海道が大層ええちゅうけ、
阿寒
(
あかん
)
湖、
洞爺
(
とうや
)
湖、
摩周
(
ましゅう
)
湖、
支笏
(
しこつ
)
湖、など、湖めぐりをして来るがええ。
大雪山
(
だいせつざん
)
にも、まだ、雪が残っとるじゃろう。アイヌも珍しいけ
花と龍
(新字新仮名)
/
火野葦平
(著)
阿寒
(
あかん
)
の山の雪のあけぼの
一握の砂
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
阿
漢検準1級
部首:⾩
8画
寒
常用漢字
小3
部首:⼧
12画
“阿寒”で始まる語句
阿寒山