“阿亭”の読み方と例文

読み方	割合
あずまや	100.0%

あずまや

迷宮の林の中の小径（こみち）、藤（ふじ）のからまった高壇（テラース）、阿亭（あずまや）の中の腰掛など、恋しい思い出の跡を求めてはみずから苦しんだ。彼は執念深くくり返した。

ジャン・クリストフ：04 第二巻　朝 (新字新仮名) ／ ロマン・ロラン(著)

彼女はクリストフを阿亭（あずまや）の奥に連れ込んで、一房の髪の毛を入れて置いた香袋（こうぶくろ）を、彼の首にかけてやった。彼らは永遠の誓いをまたくり返し、毎日手紙を書こうと約束した。

ジャン・クリストフ：04 第二巻　朝 (新字新仮名) ／ ロマン・ロラン(著)

阿	漢検準1級 部首:⾩ 8画
亭	常用漢字 中学 部首:⼇ 9画