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間諜
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かんてふ
ふりがな文庫
“
間諜
(
かんてふ
)” の例文
『あの赤ひげは
熊
(
くま
)
の方の
間諜
(
かんてふ
)
だつたね』
誰
(
たれ
)
かが云ひました。わかものは又窓の氷を削りました。
氷河鼠の毛皮
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
... 僕は全く
欺
(
あざむ
)
かれて居ました——」吾妻はハンケチもて眼を
蔽
(
おほ
)
ひつ「僕が諸君の
罵詈
(
ばり
)
攻撃をさへ甘んじて敬愛尊信した彼は——諸君、——売節漢であつた、
疑
(
うたがひ
)
もなき
間諜
(
かんてふ
)
であつた」
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
彼が主義の仮面を
被
(
かぶ
)
つて、
却
(
かへつ
)
て我等同志を売ることを目的として居る売節漢、
否
(
い
)
な最初からの
間諜
(
かんてふ
)
であると知つた以上は、断然我が主義の為めに之を斬らねばならぬと決心したです
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
「
間諜
(
かんてふ
)
ツ」と一人は吾妻を
睨
(
にら
)
めり
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
諜
漢検準1級
部首:⾔
16画
“間諜”で始まる語句
間諜座
間諜僧
間諜団
間諜犬
間諜者
間諜船舶
間諜間者