間職ましょく)” の例文
この言葉を聞き此記録を書綴る心を起しぬ、此記録を読むものは何人なんびとも悪事を働きては間職ましょくに合わぬことをさとり、算盤珠そろばんだまに掛けても正直に暮すほど利益な事は無きを知らん
血の文字 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)