“門遁甲”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もんとんかふ66.7%
もんとんこう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「網を張つて、八方に待ち駒を置くと、首尾よく八門遁甲もんとんかふの陣へ入つて來た。いや面白かつたぞ」
福屋善兵衞の最後の寳、五番目の榮三郎が狙はれるであらうと思はれて居る五日の朝から、平次は向島の寮に入り込んで、八門遁甲もんとんかふの陣を敷くほど念入りに準備を整へました。
むかし、若年の頃、異人に会うて、八門遁甲もんとんこう天書てんしょで伝授されました。それには風伯雨師ふうはくうしを祈る秘法が書いてある。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)