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長広舌
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ちょうこうぜつ
ふりがな文庫
“
長広舌
(
ちょうこうぜつ
)” の例文
旧字:
長廣舌
「いや、それはいずれまた聴くとして」と
慌
(
あわ
)
てて検事は、
似非
(
えせ
)
史家法水の
長広舌
(
ちょうこうぜつ
)
を遮ったが、依然半信半疑の
態
(
てい
)
で相手を
瞶
(
みつ
)
めている。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
八五郎の
長広舌
(
ちょうこうぜつ
)
は、平次の
思惑
(
おもわく
)
とは反対に、いとも面白く弁じ立てるのです。
銭形平次捕物控:376 橋の上の女
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
この家の主人中川は
平生
(
へいぜい
)
食物論を研究すると見えて
頻
(
しきり
)
に
長広舌
(
ちょうこうぜつ
)
を
揮
(
ふる
)
い
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
その間レヴェズは、タラタラと
膏汗
(
あぶらあせ
)
を流し、野獣のような血走った眼をして、法水の
長広舌
(
ちょうこうぜつ
)
に乗ずる隙もあらばと狙っていたが、ついにその整然たる理論に圧せられてしまった。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
とまたしても中川の
長広舌
(
ちょうこうぜつ
)
を
促
(
うな
)
がす。
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
長
常用漢字
小2
部首:⾧
8画
広
常用漢字
小2
部首:⼴
5画
舌
常用漢字
小6
部首:⾆
6画
“長広”で始まる語句
長広