トップ
>
鑵入
>
かんいり
ふりがな文庫
“
鑵入
(
かんいり
)” の例文
第五 オートミルの粥 西洋には
我邦
(
わがくに
)
の粥に似た食物が沢山あります。先ずオートミルといって
燕麦
(
からすむぎ
)
を
挽割
(
ひきわり
)
にしたようなものが
鑵入
(
かんいり
)
と
袋入
(
ふくろいり
)
とになって食品屋に来ております。
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
わざわざ荷になるほど大きい
鑵入
(
かんいり
)
の菓子を、
御土産
(
おみやげ
)
だよと
断
(
ことわ
)
って、
鞄
(
かばん
)
の中へ入れてくれたのは、
昔気質
(
むかしかたぎ
)
の
律儀
(
りちぎ
)
からではあるが、その奥にもう一つ実際的の用件を
控
(
ひか
)
えているからであった。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
鑵
漢検1級
部首:⾦
25画
入
常用漢字
小1
部首:⼊
2画
“鑵”で始まる語句
鑵詰
鑵
鑵子
鑵鳴
鑵切
鑵炊
鑵鼓
鑵詰屋