“錮”の読み方と例文
読み方割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
安政二年乙卯いつぼう 五月、村田清風死す。十月二日、江戸大地震。藤田東湖死す。十二月十五日、獄を出て家にせらる。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
孝孺いよ/\奮って曰く、すなわち十族なるも我を奈何いかにせんやと、声はなははげし。帝もと雄傑剛猛なり、ここに於ておおいいかって、刀を以て孝孺の口をえぐらしめて、また之を獄にす。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)