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銭勘定
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ぜにかんじょう
ふりがな文庫
“
銭勘定
(
ぜにかんじょう
)” の例文
与平は炉端に安坐を組んで
銭勘定
(
ぜにかんじょう
)
をしていた。いままで、かつて、そうしたところを見たこともなかっただけに、千穂子は吃驚して、
黙
(
だま
)
って台所へ降りて行った。
河沙魚
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
銭勘定
(
ぜにかんじょう
)
の事よりも記憶に散在している古人の句をば実に
巧
(
うま
)
いものだと
思返
(
おもいかえ
)
すのであった。
すみだ川
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
ちょいと向の
御稲荷
(
おいなり
)
さまなんていう事は知らないんだ。御話にゃならない。大工や植木屋で、仕事をしたことを全部完成ですと言った奴があるよ。
銭勘定
(
ぜにかんじょう
)
は会計、受取は請求というのだったな。
十日の菊
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
銭
常用漢字
小6
部首:⾦
14画
勘
常用漢字
中学
部首:⼒
11画
定
常用漢字
小3
部首:⼧
8画
“銭”で始まる語句
銭
銭湯
銭金
銭塘
銭儲
銭糧
銭箱
銭函
銭形
銭粮