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銀屏
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ぎんぺい
ふりがな文庫
“
銀屏
(
ぎんぺい
)” の例文
の如き
能
(
よ
)
くわが記憶する所なり。現に
城南新橋
(
じょうなんしんきょう
)
の
畔
(
ほとり
)
南鍋街
(
なんこがい
)
の一
旗亭
(
きてい
)
にも
銀屏
(
ぎんぺい
)
に酔余の筆を残したまへるがあり。
矢はずぐさ
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
折ふし延宝二年
臘月
(
ろうげつ
)
朔日
(
ついたち
)
の雪、
繽紛
(
ひんぷん
)
として六美女の名に
因
(
ちな
)
むが如く、
長汀曲浦
(
ちょうていきょくほ
)
五里に亘る行路の絶勝は、
須臾
(
たちまち
)
にして
長聯
(
ちょうれん
)
の
銀屏
(
ぎんぺい
)
と化して、虹汀が
彩管
(
さいかん
)
に
擬
(
まが
)
ふかと疑はる。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
銀
常用漢字
小3
部首:⾦
14画
屏
漢検1級
部首:⼫
9画
“銀屏”で始まる語句
銀屏風