“釣換”の読み方と例文
読み方割合
つりか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「敵は討ち過ぎるものぢやない。サア、お前の女房の命と五人の命と釣換つりかへだ。此繩を解いてやるから、お前も降りて來い」
さびしい廃物同然の唖女の一生と釣換つりかえにしてたまるものか……これは当然の事なのだ、天地自然の理法なのだ。
笑う唖女 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
首と釣換つりかえの印形をしたではないか、えゝ、それ故蟠作がもう妾に致した心得で毎晩抱いて寝ますよ
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)