金鉱きんこう)” の例文
イヤこの山には金鉱きんこうみゃくがある! すなわち家康公いえやすこうにとっての金脈きんみゃくがあるのだ! これからそれをさがしにかかるのだから、ずいぶんほねを折るがよい。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
(こいつあ水車じゃありませんや。前じきそこにあったんですが掛手かけて金山の精錬所せいれんじょでさ。)(ああ、金鉱きんこうくあいつですね。)(ええ、そう、そう、水車って云えば水車でさあ。ただあわひえを ...
十六日 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
「素人? ふふん、貴様きさまたちみたいに、銅脈どうみゃくばかりさぐりあてる玄人くろうととはちがって、しかもこれは金鉱きんこうだ」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)