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金梃
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かなてこ
ふりがな文庫
“
金梃
(
かなてこ
)” の例文
一番下に一と抱へほどの大きい石があり、それを
金梃
(
かなてこ
)
か何にかで動かした樣子で、見事に石垣から
脱
(
ぬ
)
かれて居ります。
銭形平次捕物控:197 罠に落ちた女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
通常の方法で入ろうとしたが不可能だったので少し遅れ、
金梃
(
かなてこ
)
で門口を打ちこわして、近隣の者八、九人が二名の憲兵とともに入った。このときには叫び声はやんでいた。
モルグ街の殺人事件
(新字新仮名)
/
エドガー・アラン・ポー
(著)
金梃
(
かなてこ
)
のように感じられるのであった。
伸子
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
「土臺を据ゑる時に使つた、
金梃
(
かなてこ
)
なんで、十貫目近くもありますから、ありや盜んだところで玩具になるわけぢやなし、變な奴もあるものだと思つて居りました」
銭形平次捕物控:286 美男番附
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
飛出した金三郎は、物置へ行つたらしく、間もなく手頃な
金梃
(
かなてこ
)
を持つて來ました。
銭形平次捕物控:282 密室
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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飛出した金三郎は、物置へ行ったらしく、まもなく手頃な
金梃
(
かなてこ
)
を持って来ました。
銭形平次捕物控:282 密室
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
そんな事を言いながらも
金梃
(
かなてこ
)
のお蔭、二枚の板はすぐ剥げました。
銭形平次捕物控:111 火遁の術
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
そんな事を言ひ乍らも
金梃
(
かなてこ
)
のお蔭、二枚の板はすぐ剥げました。
銭形平次捕物控:111 火遁の術
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
梃
漢検1級
部首:⽊
11画
“金”で始まる語句
金
金色
金子
金盥
金持
金剛石
金襴
金槌
金箔
金魚