“金大用”の読み方と例文
読み方割合
きんたいよう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一方王におとされた金大用きんたいようは、板片いたきれにすがりつくことができたので死ななかった。そして流れてわいへいったところで、小舟に救いあげられた。
庚娘 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
金大用きんたいよう中州ちゅうしゅうの旧家の子であった。ゆう太守のむすめで幼な名を庚娘こうじょうというのを夫人に迎えたが、綺麗きれいなうえに賢明であったから、夫婦の間もいたってむつましかった。
庚娘 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)