“重聴”の読み方と例文
読み方割合
じゅうちょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くみは血行の変動のためであったか、重聴じゅうちょうになった。その時牧がくみの事を度々たびたび聾者つんぼと呼んだのを、六歳になった栄次郎が聞きとがめて、のちまでも忘れずにいた。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)