重固しげかた)” の例文
重文の妹天留てるの夫が意篤重貞しげさだ、重貞の子が重固しげかたである。退、あざな進之しんし、悔堂と号す。霞亭北条譲の養嗣子である。蘭軒と霞亭との親善であつたことはかみに見えてゐる。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
河村は己巳席順に「十二石二人扶持、河村大造、二十三」と云つてある。後の重固しげかたである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
山陽は「河村氏子退為嗣、即進之」と云ひ、「其子進之寓昌平学」と云つてゐる。所謂河村氏は嘗て文部省に仕へた河村重固しげかたと云ふ人の家で、重固のぢよが今の帝国劇場の女優河村菊枝ださうである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)