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重々
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じゅう/\
ふりがな文庫
“
重々
(
じゅう/\
)” の例文
眞「それは
重々
(
じゅう/\
)
悪いがな、あれから帰って庄吉の部屋で賭博して居りますと、
其処
(
そこ
)
へ二番町の町会所から手が這入ったので」
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
多「
重々
(
じゅう/\
)
済みましねえ事に成りました、どうぞ堪忍して下せえ、お
母様
(
っかさん
)
宜く勘弁しておくんなすって有難うがんす、
直
(
すぐ
)
にお
宅
(
うち
)
へ往って御意見を受けます」
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
はいお
兄様
(
あにいさま
)
どうも
重々
(
じゅう/\
)
の不孝でございました、まア是迄御丹精を受けました
私
(
わたくし
)
が、お兄様のお言葉を背きましては、お
母様
(
っかさま
)
へ
猶々
(
なお/\
)
不孝を重ねまする因果者
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
水色染の帷子へぽたり/\と血が流れるを見て文治郎はっと
額
(
ひたえ
)
を押え、
掌
(
てのひら
)
を見ると真赤に
血
(
のり
)
が
染
(
そ
)
みましたから、
此奴
(
こやつ
)
不埓至極な奴、文治郎の面部へ疵を付けるのみならず、
重々
(
じゅう/\
)
の
悪口雑言
(
あっこうぞうごん
)
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
重
常用漢字
小3
部首:⾥
9画
々
3画
“重々”で始まる語句
重々畳々