“醍”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さま66.7%
さめ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
汝等とこしへの光の中に目をさましをるをもて、よるも睡りも、世がその道に踏みいだす一足をだに汝等にかくさじ 一〇三—一〇五
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
ともかく、いくらか太刀打ちできたのは郡山千冬で、この男も、五日でも十日でも目をさましている限りは酒をのんでいられる。しかし酒量に於ては田中の半分には達しない。
(なにが、しかもだ)と帆村はパジャマのボタンを一つ一つはずしながら思った。この手でも確かに目はさめる。……
爬虫館事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)