酒肆しゆし)” の例文
其の美麗を極むといへども、以て衆を驚かし俗を駭かすに足れども、実は即ち米老(米芾べいふつ)の所謂ただ之を酒肆しゆしに懸くべしといふものにして、豈是士大夫の性情を陶写する事ならんや。
文芸鑑賞講座 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)