酉陽雑俎ゆうようざっそ)” の例文
この斉墩果はすなわち斉墩樹の事で、それが始めて唐の段成式だんせいしきの『酉陽雑俎ゆうようざっそ』という書物に出て居り、その書には
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
支那でも『抱朴子』に、分形すればすなわち自らその身三魂七はくなるを見る。『酉陽雑俎ゆうようざっそ』に人身三万六千神その処に随ってこれに居るなどあるをかんがえ合すべし。
唯一神道名法要集ゆいいつしんとうみょうほうようしゅう 輶軒ゆうけん小録 酉陽雑俎ゆうようざっそ 愈愚ゆぐ随筆 夢合長寿宝ゆめあわせちょうじゅだから 夢はんじ
妖怪学講義:02 緒言 (新字新仮名) / 井上円了(著)
唐の段成式の『酉陽雑俎ゆうようざっそ』に顛当つちぐも蠅を捉えて巣に入りその蓋を閉じると蓋と地と一色でともに糸隙の尋ぬべきなしと自分の観察を筆し、またおよそ禽獣は必ず物影を蔵匿して物類に同じくす