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郷國
ふりがな文庫
“郷國”の読み方と例文
新字:
郷国
読み方
割合
くに
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くに
(逆引き)
……で、二人で湯を沸して、飯を喰ひ乍ら、僕は今から乞食をして
郷國
(
くに
)
へ歸る所だツて、何から何まで話したのですが、天野君は大きい涙を幾度も/\
零
(
こぼ
)
して呉れました。
雲は天才である
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
石本君、
生別又兼死別時
(
せいべつまたかねしべつのとき
)
、僕は慇懃に袖を引いて
再逢
(
さいほう
)
の期を問ひはせん。君も敢てまたその事を云ひ給ふな。ただ別れるのだ。別れて君は
郷國
(
くに
)
へ歸り、僕は遠い處へ行くまでだ。
雲は天才である
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
君が赤裸々で乞食をして
郷國
(
くに
)
へ歸るといふのは、無論遺憾な事だ、然し外に仕方が無いのだから、僕も賛成する。尤も僕が一文無しでなかつたら、君の樣な身體の弱い男に乞食なんぞさせはしない。
雲は天才である
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
郷國(くに)の例文をもっと
(1作品)
見る
郷
常用漢字
小6
部首:⾢
11画
國
部首:⼞
11画
“郷”で始まる語句
郷
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