“再逢”の読み方と例文
読み方割合
さいほう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
石本君、生別又兼死別時せいべつまたかねしべつのとき、僕は慇懃に袖を引いて再逢さいほうの期を問ひはせん。君も敢てまたその事を云ひ給ふな。ただ別れるのだ。別れて君は郷國くにへ歸り、僕は遠い處へ行くまでだ。
雲は天才である (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)