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郭公
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ほとゝぎす
ふりがな文庫
“
郭公
(
ほとゝぎす
)” の例文
「そは
承
(
う
)
けがたき事」と
打
(
うち
)
かたぶき打かたぶきするほどに、又も
一声
(
ひとこゑ
)
二声
(
ふたこゑ
)
うちしきれば、「あれが声を
郭公
(
ほとゝぎす
)
とや。いかにしてさはおぼしつるぞ、いとよき
御聞
(
おんき
)
きざま」
すゞろごと
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
卯花と云ひ、
郭公
(
ほとゝぎす
)
と云ふは、皆夏の
節物
(
せつぶつ
)
である。霞亭は夏に入つて猶福山にゐたのである。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
「都のうつけ
郭公
(
ほとゝぎす
)
待つ」其間におとなしくどし/\と
鋤鍬
(
すきくは
)
を動かして居たからだ。
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
郭公
(
ほとゝぎす
)
7・26(夕)
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
“郭公(カッコウ)”の解説
カッコウ(郭公、Cuculus canorus)とは鳥綱カッコウ目カッコウ科に分類される鳥である。カッコウ科だけで約150種いる。日本では、呼子鳥、閑古鳥などとも呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
郭
常用漢字
中学
部首:⾢
11画
公
常用漢字
小2
部首:⼋
4画
“郭公”で始まる語句
郭公鳥