邪道よこしま)” の例文
調達ちょうだは八万蔵をそらんじながら遂に奈落にちたという。いかに学問ばかりひいでようとも、根本のこころざしが邪道よこしまにねじけておっては詮ない。かえって学問が身の禍いをなすためしもある。
玉藻の前 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)