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邑久
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おく
ふりがな文庫
“
邑久
(
おく
)” の例文
この形の鈴は
三番叟
(
さんばそう
)
の舞ぐらいにしか今はもう見られないが、備前の
邑久
(
おく
)
郡でもこの草をコンガラ様の鈴と呼んでいる(『中国民俗研究』二号)。
野草雑記・野鳥雑記:01 野草雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
かかる名蹟を畑として米の四、五俵得たりとて何の穫利ぞ。木戸銭取って見世物にしても、そんな
口銭
(
こうせん
)
は上がるなり。また備前国
邑久
(
おく
)
郡朝日村の
飯盛
(
いいもり
)
神社は、旧藩主の崇敬厚かりし大なる塚を祭る。
神社合祀に関する意見
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
たとえば備前の
邑久
(
おく
)
郡などで、ままごとをバエバエゴクというのは、
釜
(
かま
)
の下に
焚
(
た
)
く火を形容した小児語がもとらしい。
こども風土記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
備前の
邑久
(
おく
)
郡の入江なども、底はことごとくこの草でその間にナマコが住み、小さなトロールは藻の上をすべりつつ、その外に出たナマコの限りをさらえて行くようになっている。
雪国の春
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
サイジ
備前
(
びぜん
)
邑久
(
おく
)
郡
野草雑記・野鳥雑記:01 野草雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
邑
漢検準1級
部首:⾢
7画
久
常用漢字
小5
部首:⼃
3画
“邑久”で始まる語句
邑久郡