遣殘やりのこ)” の例文
かけければ重四郎は三五郎を同道どうだうして立歸り此ほどうばひ取し金子の中百兩を三五郎に分配わけ遣殘やりのこりの四百兩を懷中くわいちうなし是迄の所に居るは心惡こゝろわるし一先上方へ立越たちこえて何處へか身を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)