“道醇”の読み方と例文
読み方割合
どうじゅん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
抽斎のこの弱点はたまたま森枳園がこれを同じうしていた。枳園の寿蔵碑ののちに門人青山あおやま道醇どうじゅんらの書した文に、「夏月畏雷震かげつらいしんをおそれ発声之前必先知之はっせいのまえかならずさきにこれをしる」といってある。枳園には今一ついやなものがあった。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)