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遑
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いとまな
ふりがな文庫
“
遑
(
いとまな
)” の例文
さては
往来
(
ゆきき
)
の
遑
(
いとまな
)
き目も皆
牽
(
ひか
)
れて、この節季の
修羅場
(
しゆらば
)
を
独
(
ひとり
)
天下
(
てんか
)
に
吃
(
くら
)
ひ
酔
(
ゑ
)
へるは、何者の
暢気
(
のんき
)
か、
自棄
(
やけ
)
か、豪傑か、
悟
(
さとり
)
か、
酔生児
(
のんだくれ
)
か、と
異
(
あやし
)
き姿を見て
過
(
すぐ
)
る有れば、
面
(
おもて
)
を識らんと
窺
(
うかが
)
ふ有り
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
遑
漢検1級
部首:⾡
13画
“遑”を含む語句
遑無
不遑枚挙
彷遑
片遑
遑々