逸物いつぶつ)” の例文
追い込まれる闘牛のどれを見ても、みんな素晴らしい逸物いつぶつでただただ驚嘆するばかりでした。それに又一方闘牛者達の、あのあざやかの戦闘ぶりは!
闘牛 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
武張ぶばった家柄だけに、名剣名槍などとともに、馬には逸物いつぶつがそろえてある。
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)