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逶迤
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いい
ふりがな文庫
“
逶迤
(
いい
)” の例文
玉川に遊ぶ者は、
路
(
みち
)
世田が谷村を
経
(
へ
)
ん。東京城の西、青山街道を行く
里余
(
りよ
)
、平岡
逶迤
(
いい
)
として起伏し、
碧蕪
(
へきぶ
)
疎林
(
そりん
)
その間を
点綴
(
てんてい
)
し、鶏犬の声相聞う。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
一説に遠く是を望めば
蜿蜒裊娜
(
えんえんじょうだ
)
として百蛇の
逶迤
(
いい
)
するがごとし因て名づくといふ猶尋ぬべし
植物一日一題
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
東亜の山脈は
波濤
(
はとう
)
のごとく日本海よりビスケイ湾に
連亘
(
れんこう
)
し、あるいは起き、あるいは伏し、あるいは続き、あるいは
断
(
た
)
え、
逶迤
(
いい
)
として不規則なる折線をもって二大陸を南北に
横截
(
おうせつ
)
せり。
将来の日本:04 将来の日本
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
“逶迤”の意味
《名詞》
まがりくねって続くこと。
ゆったり落ち着いていること。
(出典:Wiktionary)
逶
部首:⾡
12画
迤
部首:⾡
9画
“逶”で始まる語句
逶
逶虵
逶蛇
逶迱