“通縄”の読み方と例文
読み方割合
みちなわ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのうえ、途々では、のべつ敵の奇襲にあい、河野通縄みちなわ得能通言とくのうみちことらが、数百の兵と共に全滅のやくうなど、さんたる憂き目をなめながら、月の中旬、やっと越前かなさき城へたどりついた。
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)