這返はいかえ)” の例文
風のごとく駆下りた、ほとんど魚の死骸しがいひれのあたりから、ずるずると石段を這返はいかえして、揃って、姫を空に仰いだ、一所ひとところの鎌首は、如意にょいに似て、ずるずると尾が長い。
貝の穴に河童の居る事 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)