述而じゅつじ)” の例文
そうして次に三において『論語』の内の古い層として学而がくじ郷党きょうとうの二篇および為政いせい八佾はちいつ里仁りじん公冶長こうやちょう雍也ようや述而じゅつじ子罕しかんの七篇を見いだした。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
子曰く、なんじ(汝)なんわざる、その人とりや、発憤して食を忘れ、楽しみて以て憂いを忘れ、老いのまさに至らんとするを知らざるのみと。(述而じゅつじ、一八)
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
上論各篇の間に重複する文句のない篇を求めて行くと、一方に学而がくじ郷党きょうとうの二篇があり、他方に為政いせい八佾はちいつ里仁りじん公冶長こうやちょう雍也ようや述而じゅつじ、一つ飛んで子罕しかんのほぼ連続した七篇がある。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)