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転読
ふりがな文庫
“転読”の読み方と例文
読み方
割合
てんどく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てんどく
(逆引き)
天王寺の
金堂
(
こんどう
)
では、
大般若経
(
だいはんにゃきょう
)
の
転読
(
てんどく
)
がながれていた。この日、正成は先ごろの戦勝のお礼に、二頭の神馬と、
白覆輪
(
しろふくりん
)
の太刀などを寺中へ納めていたのである。
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
白鞍
(
しろくら
)
置いた馬、
白覆輪
(
しろふくりん
)
の太刀、それに鎧一領を
副
(
そ
)
え、徒者数人に曳き持たせ、正成は天王寺へ参詣し、
大般若経
(
だいはんにゃきょう
)
転読
(
てんどく
)
の布施として献じ、髯の白い老いた長老に会い、正成不肖の身をもって
赤坂城の謀略
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
転読(てんどく)の例文をもっと
(2作品)
見る
“転読”の意味
《名詞》
転読(てんどく)
(仏教)長い経典を略してその要所や題目などを読経すること。
(出典:Wiktionary)
転
常用漢字
小3
部首:⾞
11画
読
常用漢字
小2
部首:⾔
14画
“転”で始まる語句
転
転婆
転寝
転覆
転訛
転倒
転々
転輾
転生
転嫁
“転読”のふりがなが多い著者
国枝史郎
吉川英治