“転把”の読み方と例文
読み方割合
テンパ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その中(うち)に日暮れ方になると、女はヤット転把(テンパ)の上げ方を会得したらしく、数十間うしろから立て続けに二三発撃ち出しましたが、その最後の一発が思いがけなく
キチガイ地獄 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
女が転把(テンパ)の上げ方を知らないで、間誤間誤(まごまご)している隙(すき)を狙って、一足飛びに逃げのくと、あとから銃身を逆手に振上げた女が、阿修羅のように髪を逆立(さかだ)てて逐蒐(おいか)けて来る。
キチガイ地獄 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
幸いにして引金の転把(テンパ)が上がっていなかったので、ダムダム弾の連発を喰らわされる事だけは助かった訳ですが、それにしても女の見幕の恐ろしさには、流石(さすが)のAも震え上ったのでしょう。
キチガイ地獄 (新字新仮名) / 夢野久作(著)