身行しんこう)” の例文
以上は抽斎の手記した文について、その心術身行しんこうってきたる所を求めたものである。この外、わたくしの手元には一種の語録がある。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
其中にも過猶不及すぎたるはなおおよばざるがごとし身行しんこうの要とし、無為不言ぶいふげんを心術のおきてとなす。此二書をさへく守ればすむ事なり
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)