“身脱”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みぬ50.0%
みぬけ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
身脱みぬけの出来ぬおれの負債を。うむ、それもよしこれもよし。さてはかりごとをめぐらそうか。事は手ッ取り早いがいい。「兵は神速」だ。駈けを追ってすぐに取りかかろうぞ。よし。始めよう。
書記官 (新字新仮名) / 川上眉山(著)
その身葭町よしちょうで弘めをしてから、じみちに稼ぎ稼ぎ借金をなし崩し、およそ五年ばかりで身脱みぬけをした、その間に世話をするものがあって、自前になって御神燈を出したが
湯島詣 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)