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踏堪
ふりがな文庫
“踏堪”の読み方と例文
読み方
割合
ふみこた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふみこた
(逆引き)
あるひは君等の目から見たら、今
茲
(
こゝ
)
で我輩が退職するのは
智慧
(
ちゑ
)
の無い話だと思ふだらう。そりやあ我輩だつて、もう六ヶ月
踏堪
(
ふみこた
)
へさへすれば、
仮令
(
たとへ
)
僅少
(
わづか
)
でも恩給の
下
(
さが
)
る位は承知して居るさ。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
何処の城跡へ行つても、大抵は
桑畠
(
くはばたけ
)
。士族といふ士族は皆な零落して了つた。今日迄
踏堪
(
ふみこた
)
へて、どうにかかうにか遣つて来たものは、と言へば、役場へ出るとか、学校へ勤めるとか、それ位のものさ。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
踏堪(ふみこた)の例文をもっと
(1作品)
見る
踏
常用漢字
中学
部首:⾜
15画
堪
常用漢字
中学
部首:⼟
12画
“踏”で始まる語句
踏
踏込
踏張
踏切
踏臺
踏襲
踏台
踏留
踏石
踏掛