“跳掛”の読み方と例文
読み方割合
とびかか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
叫びながら、飛鳥のように跳掛とびかかった祐吉、相手の頸筋へがんと一つ、唸りを生じて鉄拳がとぶ、京太郎はよろめいたが
天狗岩の殺人魔 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
たしかにあの怪鳥が立っていた。そして翼をひろげて跳掛とびかかって来た。奇怪な叫び声もはっきり耳に残っている。だが、二十年も前に射殺され剥製にされた物が動きだす筈はない。
廃灯台の怪鳥 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)