跡片付あとかたづけ)” の例文
それから自分自身は跡片付あとかたづけを済ますと大急ぎで支度を整えて、吾児わがこの跡をうようにして学校へ出かけるのであったが、それがいつも遅れ勝ちだったので
木魂 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
來りし甲斐かひもなく甚だ殘念に存するのみ既に師父の葬送さうそうは門弟中あつく世話致し呉し由ゆゑ道場の跡片付あとかたづけなどすまして漸々やう/\今日けふ此所までもどりしなりと此程の事故ことがら
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)