足門あしもん)” の例文
うるがんはこの悪魔が、或は塔の九輪くりんの上に手をつて踊り、或は足門あしもんの屋根の下に日の光を恐れてうづくまる恐しい姿を度々たびたび見た。いやそればかりではない。
悪魔 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)