“足守”の読み方と例文
読み方割合
あしもり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「三十一日。晴。朝飯より駕一挺為舁かゝせ出立。高田より歩行。足守あしもりより中原迄人車。又岡田より人車に而夕八半時頃矢掛やかけ駅小西屋善三郎へ著。」
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
足守あしもり町近くの竹細工「まふご」や、真庭まにわ中和ちゅうわ背中当せなあて「胴丸」の如き極めて立派なのがあります。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
宮路のとりでは、足守あしもりとよぶ小さい町の裏にあたる。足守の人家を横に見て、その山麓さんろくに近づいたのはもう夜だった。夜をかけてしゃ二道もない山を登りつめる。ここはかなり高地である。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)