“足守川”の読み方と例文
読み方割合
あしもりがわ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なお万一の不測にそなえて依然うかとは動かし難いものは、毛利方の直前にある石井山の本陣と、足守川あしもりがわの線に沿う抑えあるのみであった。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、秀吉は幕僚ばくりょう、六、七騎をつれて山を降り、はるか高松城の西——その城を右手めてにのぞみながら、足守川あしもりがわの門前とよぶ地点まで遠乗りした。一汗ぬぐって
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
左様仰せられますが、高松の城は、平野と耕田の底地に位置し、四囲には手頃な山々をひかえ、加うるに、足守川あしもりがわをはじめとし、大小七つの河川かせんが八方へ奔馳ほんちしています。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)