“足凳”の読み方と例文
読み方割合
あしだい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私たちはそれから、誰かが助けに来て下さる目標めじるしになるように、神様の足凳あしだいの一番高い処へ、長い棒切れをてて、いつも何かしら、青い木の葉を吊しておくようにしました。
瓶詰地獄 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
そうしてあの神様の足凳あしだいの上に来て、頭をむしり掻き挘りひれ伏しました。
瓶詰地獄 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
神様の足凳あしだいと呼んでいる、あの高い崖の上に私がたった一人で登って、いつも二、三匹のフカが遊び泳いでいる、あの底なしの淵の中を、のぞいてみた事は、今までに何度あったかわかりませぬ。
瓶詰地獄 (新字新仮名) / 夢野久作(著)