“赭々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あかあか50.0%
あか/\50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
文政ぶんせい元年秋の事でここ八ヶ嶽の中腹の笹の平と呼ばれている陽当りのよい大谿谷には真昼の光が赭々あかあかと今一杯にし込んでいる。
八ヶ嶽の魔神 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
様々な名誉や成功やが赭々あか/\と輝いて見える此の世間といふものの裏、物には必らず裏があるといふ事実をはじめて覚つて、そのために自分が素晴らしく大人になつたやうな気持にならされ
医師高間房一氏 (新字旧仮名) / 田畑修一郎(著)