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賃機
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ちんばた
ふりがな文庫
“
賃機
(
ちんばた
)” の例文
神中は県庁に勤めていても生活が苦しいので、妹が
賃機
(
ちんばた
)
を織ってそれを助けていると云う境遇であった。神中はどうしても早く何かにありつかなくてはならなかった。
雀が森の怪異
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
それに人気もあまりよいほうではない、
発戸
(
ほっと
)
、
上村君
(
かみむらぎみ
)
、
下村君
(
しもむらぎみ
)
などいう
利根
(
とね
)
川寄りの村落では、
青縞
(
あおじま
)
の
賃機
(
ちんばた
)
が盛んで、若い男や女が出はいりするので、風俗もどうも悪い。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
機屋のまわりには、
賃機
(
ちんばた
)
を織る音が
盛
(
さか
)
んにした。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
賃
常用漢字
小6
部首:⾙
13画
機
常用漢字
小4
部首:⽊
16画
“賃”で始まる語句
賃銭
賃
賃錢
賃銀
賃仕事
賃金
賃貸
賃訳
賃餅
賃無