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ちんばた
ふりがな文庫
“ちんばた”の漢字の書き方と例文
語句
割合
賃機
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
賃機
(逆引き)
神中は県庁に勤めていても生活が苦しいので、妹が
賃機
(
ちんばた
)
を織ってそれを助けていると云う境遇であった。神中はどうしても早く何かにありつかなくてはならなかった。
雀が森の怪異
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
それに人気もあまりよいほうではない、
発戸
(
ほっと
)
、
上村君
(
かみむらぎみ
)
、
下村君
(
しもむらぎみ
)
などいう
利根
(
とね
)
川寄りの村落では、
青縞
(
あおじま
)
の
賃機
(
ちんばた
)
が盛んで、若い男や女が出はいりするので、風俗もどうも悪い。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
機屋のまわりには、
賃機
(
ちんばた
)
を織る音が
盛
(
さか
)
んにした。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
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