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貧嚢
ふりがな文庫
“貧嚢”の読み方と例文
読み方
割合
ひんのう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひんのう
(逆引き)
武蔵は、眼も
眩
(
くら
)
む心地がして、選び取るのに迷った。元より彼も、良い刀は欲しかったが、今日まで、彼の
貧嚢
(
ひんのう
)
ではそれを望んでみる余裕すらなかった。
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
はいって、
値
(
ね
)
を
訊
(
き
)
いたところ、案外高い値をいう。というても、四両か五両の程度であったろうが、崋山の
貧嚢
(
ひんのう
)
では手が届かない。けれど帰宅後も、その画が眼底から消えもやらぬここちがしていた。
随筆 宮本武蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
貧嚢(ひんのう)の例文をもっと
(2作品)
見る
貧
常用漢字
小5
部首:⾙
11画
嚢
漢検準1級
部首:⼝
18画
“貧”で始まる語句
貧
貧乏
貧乏人
貧窮
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貧民窟
貧民
貧乏徳利
貧窶
貧苦